総合演習

総合演習

これまで学習してきた題材（CSV形式のファイルをさまざまに加工し表示するプログラム群）の完成度を高めなさい。

拡張的に行うこととしては，

• 空行があっても表示しない。　（今年は授業ではすでに行った。）
• 列数（データ）が足りない(simple_sample.csvのような）ファイルは無視 する。
• 「（水温）」というようにほかのファイルにはない列が 入っている場合でも正しく表示できるようにする。
• もしcsvファイルに行頭が"#"の行があれば，それはコメント行として読み飛ばす。（csvファイルを自分で編集し、適当に"#"で始まる行を追加してテストしてみる。）
• データが抜け落ちている行は「レーダーチャート表示」ボタンを表示しない。
• レーダーチャートを表と同じページに出す．（htmlタグの一つであるiframeをつかう）あるいは，新しいウィンドウにだす（ポップアップウィンドウ）。
• 1列目を時系列と見なして折れ線グラフとして表示させてみる。
  • 折れ線グラフの作成については,JpGraphのサンプルを参照す る。
  • 表示したいデータを送信するする方法は複数考えられる。1列 の数値を全部おくることも考えられるが、ファイル名、列番 号をおくり、表示側でファイルからその列を取り出してグラ フ化するのが簡明であろう。　表示例

など

プログラムの締切

上記の演習を出来るところまでこなし， 1/28のまでに作成したプログラムをまずメールで提出する．

最終的な締切と課題

作成したプログラムの説明をつけてレポートを作成する。作成したものはPDF形式に変換しメールで送付するとともに、プリントして研究室（B2号館4階435室）のポストに提出すること。【締切: 1/29】

• レポート作成には何を使用してもよい。
• プログラムの説明には行番号がついていると便利．

  行番号をつけたテキストファイルを出力するにはLinuxでは,コンソール（端末）にて

   nl (プログラムファイル）
  

  を用いる．ファイルに格納するには

   nl (プログラムファイル） > （格納するファイル名： kadai4.php.txtなど）
  

  これを，レポート文書に取り込んで説明すればよい．(nlの詳しい説明は，たとえばhttp://www.fan.gr.jp/~ring/doc/coreutils/coreutils-ja_3.html#SEC14を参照．）
• 文字コードが異なるときは，適当に変換して取り込む．

    nkf -s -Lw kadai4.php | nl > kadai4.php.txt
     

  　のようにすると,文字コードがShift-JISになり,Microsoft Wordに取り込んで，編集できる．

• Wordで作ったサンプル
• 流れ図をExcelで描画したサンプル (Microsoft Visioを使うとわかりやすい流れ図が作れる)

口頭試問

理解できているかどうかを確かめるため，1月30日の授業の時間に，提出したレポートをもとに各自５分程度ずつ口頭試問を行う．